ドライアイってどんな病気?
ドライアイは涙の分泌量の減少、あるいは涙の質的な変化により眼球表面が乾燥しやすくなり、角膜・結膜の上皮細胞が障害を受ける疾患です。ドライアイには色々な原因があります。涙は薄い膜となって、いつも目の表面を覆うことにより、乾燥あるいはゴミや細菌などから目を守っています。ドライアイになるとこの涙液層が所々で崩壊し、目の表面を十分に保護できなくなります。 |
ドライアイの原因は?
ドライアイの原因には様々な原因があり、何種類かが重なって起こることもあります。たとえば涙が減る病気や、薬の影響、年齢的なものや環境なども原因になります。 1.涙の質や、量の低下 2.まばたきが少ない/不完全 3.涙が蒸発しやすい |
ドライアイの対策
シェーグレン症候群(全身の粘液の分泌が低下する病気)が疑われる場合は、放っておくと症状が進行することも多いので、病院への受診を勧めます。日常生活の中で、少し気をつければ目の乾きを軽くすることができます。 1.パソコンやワープロなどの作業は、リラックスを心掛け、1時間に10分程度は目を休めるようにしましょう。モニターの位置は目線よりも低めにします。上目使いだと、目の露出面積が大きくなり、乾きやすくなります。 2.冷暖房の効いている部屋は 湿度が低く、目が乾きやすいので、加湿器やぬれタオルを干すなどして保湿に注意しましょう。 3.目の乾きを感じたら、涙液タイプの点眼薬、できれば防腐剤が入っていないものを選び点眼しましょう。 |