Ⅰ.オルソケラトロジーとは?
特殊なデザインの高酸素透過性コンタクトレンズ“オルソ・ケーレンズ”を用い、角膜の形状を矯正し視力を回復させる角膜矯正療法のことです。 今までのコンタクトレンズとは逆の使い方で、夜寝るときにレンズを装用し、朝起きて外すだけで角膜の形状が変化し視力が回復します。回復した視力は一定期間維持され、日中は裸眼でも良く見えるようになります。 さまざまな近視屈折矯正法の中でも角膜を傷つけることもなく非常に安全な方法で近視と乱視を矯正することができる画期的な最近の近視屈折矯正法として、世界的に注目を浴びています。 |
Ⅱ.安全性
この角膜矯正療法はすでにアメリカで30年以上にもわたって研究、施術され、その素材の安全性についてはFDA(アメリカ食品医薬局)でも承認済みです。日本においても既に承認申請がされているようです。 何か問題が生じてもレンズ装用をやめれば角膜は元の状態に戻るので安心して使用することが出来ます。さらに夜間に家で装用するため日中のようにほこりなどが目に入り、痛くなったりすることもなく、紛失する心配も減るなど、多くのメリットもあります。 |
Ⅲ.オルソ・ケーレンズの効果
オルソケーの効果は、意外なほど早く現れます。1~2時間のテスト装用で、0.1くらいの視力が0.6~1.0になることも、珍しくありません。 個人差がありますが、多くの方が装用開始から3日~7日間くらいでその回復した視力が終日持つようになります。裸眼視力を維持するため、毎晩装用することが基本ですが、安定してくると1日おき、2~3日おきの装用でも十分な方もたくさんいらっしゃいます。 装用スケジュールやどれくらいの視力を出すかなど、自由に調整できるのもオルソケーの大きな魅力と言えます。 |
Ⅳ.オルソ・ケーレンズ、装用までの流れ
1.問診・事前検査 3.レンズの処方 4.定期検査 |
Ⅴ.費用について
オルソ・ケーレンズについては、健康保健適用外のため、レンズ代金の他、検査料は全額自費診療扱いとなります。 |