はじめに
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原因別対策
対策の基本は、まずアレルギー源のチェックを受け、スギなどの花粉が原因なのか、ダニやカビ・ペットが原因なのかを特定します。その上で適切な抗アレルギー薬の処方を受けて、症状が重くなる前から 早めに使い始めます。 ●スギ花粉が原因の場合には ●ハウスダスト(ダニやカビ)が原因の場合には ●ペットが原因の場合には |
治 療
花粉症の人は、花粉が飛散する時期の二週間位前から、抗アレルギー薬を点眼すると、アレルギー症状が軽減することもあります。すでにアレルギー症状が出ている場合には、悪化しないように対処療法を行います。対処療法に用いる薬剤には、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、副腎皮質ステロイド剤があります。これらの点眼薬、点鼻薬、内服薬を症状に応じて医師が処方します。 ● 抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応のいろいろなプロセスに作用してヒスタミンが出てくるのを抑えます。また、すでに出てしまったヒスタミンに対しても、ヒスタミンが血管や神経に刺激を与えるのを妨害してアレルギー症状が出るのを抑えます。 ● 副腎皮質ステロイド剤は、非常に強力な症状改善の効果をもたらしますが、効果の反面、副作用も出やすく、長期間使用することができません。場合によっては、花粉症より深刻な病気になってしまうこともありますので、医師の指導のもとで注意して使用しなければなりません。 |